【発達障害】4歳で高機能自閉症・受動型と診断【言語70から100】の軌跡

【発達障害】4歳で高機能自閉症・受動型と診断【言語70から100】の軌跡

虐待されてた人、miraiです(・x・)ノ
うちの子は4歳の時に【高機能自閉症・受動型】と診断されました。2歳時点でのK式発達検査結果【言語・社会70(7ヶ月遅れ)】から2年半で100(年齢相当)に伸びました。5歳半では知覚推理が120の得意分野も作れました。

そんな彼の生育歴と特性をややフェイクを入れて書いていきます。ざっくりと子供の6歳くらいまでの特性はこんな感じ↓同タイプのお子さんママのご参考になれば幸いです。

未就学児時代までの特性

★本人の生きづらい点
・不安感がとにかく強い
・オドオド&言い返せないのでイジメられる
・言いなりになりやすい
・ルールに従順すぎる
・雑談ができないので友達への言葉がけが注意喚起になり嫌われる
・聴覚過敏=換気扇の音・風の音などなど
・構音障害&やや吃音=ST(言語訓練)
・協調性運動=OT(作業療法)
・感情を言葉にできない
・言葉にできても不安感から伝えられない
★長所となり得る点
・どんな課題も指示されれば取り組める
・視覚理解が高い
・素直な性格
★意識して伸ばした点
・読書 ・勉強 ・PC
・綺麗事ではない人生の大切な話をする
(友達いないとダメなんてこたーない、などなど)

就学前は子供がイジメられることに【私が】本当に本当に辛かった。ただ、我が子を振り返ると、ヤンチャな子に注意をしに行って暴言吐かれて、言い返せなくて泣く、を繰り返していた。自らサンドバックになりにいくところがあった。

★サンドバックへの流れ
我が子「あの子と遊びたいな!でも話しかけ方が分からない。。。」

我が子の得意な不変のルールから話題を探す

「砂場の砂は投げちゃダメなんだよ!」と話しかける(我が子の中では一緒に遊ぶキッカケづくりのつもり)

相手の子は注意されて面白くない(そりゃそーだ)

攻撃される(以下ループ)

そんな訳で色々色々考えて下記のことを子供には伝えていた。が、難しかった。。。

私の伝えた内容→我が子の反応
・お友達は注意されると嫌な気持ちになるんだよ→ボクはならない!
・お友達を注意するのは先生のお仕事だよ→注意し合いましょうって言われる!
・やられたら3倍にしてやり返せや=暴言暴力はダメなんだよ!

要は良い子ちゃんなのだ。融通がきかない面白くない奴になってしまってる(酷い)世間的な建前(悪口は言っちゃダメ)と本音(でも言っちゃうよねw)が分からない。

不安感が強いから不変のルールに安心感を覚えて、そこにこだわってしまうのだ

だから私は親としてはアウトロー(死語?)な教育方針を我が子に伝えつづけてきた。彼が【生きやすく】なるために「ズルくて自分勝手な人もいる。だからこそルールや法律がある。他人は変えられない」と伝えつづけてきて、6年ほどたった我が子がこちら↓

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小学校高学年時での特性

★本人の生きづらい点
・不安感は強い=コントロール方法の本を贈与
・やり返せるようになってイジメが軽減
・聴覚過敏(金属音)=我慢できるけど辛い
・構音障害&吃音=からかいの元になってる
・コニュニケーションのキャッチボールは苦手
・感情を即座に言葉にしにくい
★長所
・勉強ができる
・読書が好き
・正義感が強い

今は環境が良いから全てが良い方向に行っているけど、環境次第で全てが悪い方向にいく可能性ももちろんある。親として、特にこれが良かったんじゃないかな?と思うポイント↓

読書を好きにさせた=実体験以外の知識を本から取り入れられる
得意なことを作らせた=我が子の場合は勉強
良質な大人に見守ってもらった=通級・スクールカウンセラー・支援センター・塾の先生

もちろんここに至るまでは本当に色々あったし、辛かったし、試行錯誤しまくりました。そんな我が子の生育歴をざっくり【まとめ】ました↓

生育歴ー小学校時代

現在に近いところから過去に遡っていきます。

小学校ー高学年=安定・楽しく学校へ

この頃が1番落ち着いていました。カウンセラーさんの話だと【これまでの療育の種が芽吹いてきた】のではないか、とのこと。スクールカウンセラーさん、補助員さん、校長などに見守ってもいながらの学校生活。
その他の良かったポイントはこの辺りかと思います↓

・担任との相性が良かった
・クラスメイトも落ち着いた
・自分を俯瞰できるようになった
・自信をつけた

「自信をつけた」がすごく大きいように思います。これはスクールカンセラーさんに相談したことで、おそらく校長や支援員さんなどに伝えていただき、要所要所で子供を認める発言をしてもらいました。これが子供にメキメキ自信をつけたように思います。

例えば
ボク、校長室の花瓶の水換えを頼まれたんだ!校長先生が「本当に信頼できる子にしか頼まないんだよ」だって!(歓喜)など

校長上手ですよねw そして哀しいかな、親が褒めるのと第三者が褒めるのとでは全然声の届き方が違うんですよね、、、もちろん子供を認めて育てることがあっての、第三者の言葉なんですけどね。。。

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小学校ー中学年=いじめられ期・親出動

通級終了。ハズレ!と言うほど酷かった訳ではないですが、担任と相性が悪かった・・・。毎日、朝・昼・帰り、と数人に酷い悪口を言われるので「もう学校に行きたくない」と不登校へ。この際に学校側にした私の対応は下記記事に書いてます↓

ポイント
・ギャングエイジで周囲の子も落ち着きがない
・担任へ子供の特性の引き継ぎが甘かったかも

小学校ー低学年=通級・超見守り期

入学と同時に通級を選択。学区外の通級教室へ週1回1日通う生活。通級の先生は最初偏屈で嫌な思いもしたけど、2年の間にめちゃくちゃ仲良くなったし、本当に良い先生だった。担任は子供には優しくなかったけど、私がせっせと機嫌をとったため効果はあった。

ポイント
・入学してすぐの通級は学校全体に【配慮の必要な子】と周知できた
・担任の力がなくても通級の先生と協力できた
・積極的に学校に見守りに行った(辛かったけど)

思い返すと、あまり良い担任じゃなかったです。ヤンチャな男子が好きなタイプで、うちの子みたいな大人しくてモジモジしてるのは嫌いな先生でした。だからこそ通級の先生に「担任と仲良くなれ」と言われて、頑張って良かったです。。。男性嫌悪症としては辛い時もありましたが、子供のためですからね。

小学校以前の、療育園・幼稚園などの話はまた次回書きます!

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